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先輩社員紹介 > 炭素素材料研究所 小野浩嗣
会社概要
小野浩嗣 より付加価値の高い製品を生み出すため、技術スタッフの挑戦は続く。
炭素素材料研究所
小野浩嗣 (1998年 新日鉄住金化学入社)
コールタールは千数百種類もの化合物を含んでおり、これを余すことなく有効活用するのがシーケムの原点。シーケムの研究開発は、高付加価値製品の開発と、有効成分の精密分離技術の深化でもある。
 
新日鉄住金化学グループ一体となった 研究開発体制から生まれた 高品位ピッチコークス 小野浩嗣
炭素材料研究所には、三つの方針がある。ひとつは高品位ピッチコークス、ピッチ類、カーボンブラックなど新規用途の製品開発。次は製造プラントの安定生産のための技術支援。もうひとつは、産学共同の研究開発と新規顧客開拓のためのアプローチ。これらの方針から発生するひとつひとつの案件を、新日鉄住金化学グループのスタッフと一体となったチームにより遂行していく。「私自身、学生の時に燃料電池の研究をやっていたこともあり、炭素材の高導電性を生かし、ピッチコークス系の燃料電池部材を造ってみたかった」と炭素材料研究所の小野浩嗣。現在は燃料電池の研究開発に一通りのメドを付け、新しいピッチコークスの研究開発を生産技術部門と協力し行っている。
 
走査電子顕微鏡(SEM) による ピッチコークス表面状態 コールタールに7割含まれる重質油を原料に製造されるのがピッチコークス。ピッチコークスは人造黒鉛電極メーカーや特殊炭素材メーカへ販売されるシーケムの主力商品。特に電炉で使用される黒鉛電極には、3000℃をはるかに超える過酷な使用環境に耐える品質が求められる。「そのためには縦方向の伸びを最小限に抑えることと、電極メーカーで黒鉛化した時に起こる膨れ(パフィング)を最小限に抑えることが必要です」。シーケムの前身である新日鉄住金化学は、1979年に黒鉛電極用として優れているニードルコークスの製造技術を世界で初めて確立した実績を持つ。そしてその技術を深化させたシーケムは、2003年にLPC-USという高品位ニードルコークスを開発した。「LPC-USは、膨れを示す数値が他社ナンバーワングレードと同等まで低い。現在では製造プラントにおける安定生産に向けての最終段階に入っており、納入先である電炉メーカーでの実地検証でも 高評価を受けつつあります」と小野。近年、ますます大型化が進む製綱用電炉においては、従来にもまして高品位なニードルコークスの需要が拡大しており、高品質かつ安定供給できるシーケム製品は、世界から注目を集めている。
「シーケムひいては新日鉄住金化学グループ全体の業績に、より付加価値の高い炭素材製品を開発することによって貢献できたら、技術スタッフとしてこれ以上の喜びはありません」と、小野はシーケムが原料の供給元となる新日化カーボン、新日本テクノカーボンも視野に入れた技術支援でなくてはならないことを強調した。
ニードルコックスとアモルファスコークス
 
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